FF6 開発秘話 開発規模は30人で1年

FF6 開発秘話

【『FFVI』25周年】『FF』が成長できたのは、『ドラゴンクエスト』へのライバル心があったから。坂口博信氏、北瀬佳範氏ら開発スタッフに当時の思い出を聞く – ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

FF6の開発規模 30人で1年

――なるほど。『FFVI』当時の開発メンバーは、どのくらいの規模だったのでしょうか?


渋谷30人くらいでしたね。


北瀬いまの目線で言うと、30人ってすっごい小規模な開発チームじゃないですか。でも、当時は30人でもかなり大規模でした。

坂口そうだね。ほかのジャンルのゲームなら、4~5人とかのチームも多かったし。


北瀬『FFV』では、坂口さんと僕のふたりですべてのイベントを作ったのですが、『FFVI』は、坂口さん含めて5人でイベントを制作しました。人数的には、とても増えたと感じていましたね。


――それは驚きますね(笑)。開発開始からマスターアップまでは、どれくらいの期間だったのでしょうか?

坂口約1年くらいですね。

渋谷『FFV』の作業が終わった後に開発がスタートしたので、実際は1年もかかっていないくらいです。
――世界が崩壊し、その後の世界をさらに旅するという展開も衝撃的でした。
坂口崩壊後の世界は、じつは最初、作る予定はなかったんですよ。

北瀬本来は“世界が崩壊しそうだから、崩壊する前にケフカを止めて世界を救う”予定だったんですよ。ただ、そこからもうひと捻り入れようというお話になりまして。

坂口思ったよりも制作が順調に進んで、発売日までのスケジュールの余裕ができたので実現しました。その崩壊後の世界でのイベントも、作っているうちに、当初の予定より相当スケールアップしましたね。

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